東京オリンピック前後の期間に有明エリアで建設予定のマンションを調べてみたところ。。
東京オリンピックの競技が複数開催されることも決まり、競技会場の整備が進みつつある有明界隈。
同時にいくつかのタワマン建設も始まっています。
現在判明している範囲で、建設中のマンションについて触れていきたいと思います。
有明地区の居住人口は2021年に6,100世帯12,400人に増加
現在、有明に存在するタワマンの部屋数の総計は3,969戸。
単純に1世帯2名換算で計算すると、約8,000人が居住していることになりますね。
後述しますが、今後建設されるマンションの総戸数は約2,100戸4,200人となり、東京オリンピック後の有明住民数はそれぞれ約6,100戸、12,400人となりそうです。
※ドゥーエ有明EAST（9階建128戸）、プレール・ドゥーク有明（12階建75戸）除く
東京オリンピック選手村跡地に建設されるHAMUMIFLUGが合計で5,632戸なので、HARUMIFLUGよりも1割程度多い世帯数になるということですね。
（なお、HARUMIFLUGは20棟以上のマンション群なので、1棟1棟の比較では有明群のほうが大規模です。）
なお、現在の有明タワマンの分布は↓
東京建物のブリリアシリーズの3棟だけで2,700戸程度と、このエリアに世帯数がまとまっているのがわかりますね。
新たに出来上がる3棟合わせて2,097戸の供給が実現
そして、今後建設される3棟の分布は↓ 
住友不動産のシティタワーズ東京ベイは、1,539戸と大規模なのに加え、隣接に複合商業施設もオープンするということで一際賑やかになりそうです。
以下に3棟の概要を記載していきます。
プレミスト有明ガーデンズ
プレミスト有明ガーデンズは大和ハウス工業施工の15階建マンションです。広義のタワマンの定義からは外れますが、紹介しておきます。
交通：東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅から徒歩10分、ゆりかもめ「有明テニスの森」駅から徒歩2分
総戸数：15階、258戸
完成年月：平成32年1月下旬
入居予定日：平成32年2月下旬
南側のオリゾンマーレとは隣接物件になります。オリゾンマーレの北側展望物件に住んでいる場合、15階まではプレミストの建物が被ってしまい、北側の展望が絶望的となります。
一方プレミストは南側の眺望が絶望。眺望目的であれば北側物件の検討となりそうですね。
ブリリア有明Ⅳ
有明エリアのブリリア4棟目となります。
交通：東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅から徒歩15分、ゆりかもめ「有明テニスの森」駅から徒歩10分
総戸数：33階、約300戸
完成年月：平成33年2月中旬
こちらは完成が平成33年（2021年）と、東京オリンピックの翌年完成となります。
ブリリア有明シティタワーと同様、駅からは若干遠めですね。ブリリア有明シティタワー同様、朝夕には国際展示場駅までのシャトルバスの運行も検討するのでしょうか。
シティタワーズ東京ベイ
最後は三井不動産の大規模開発案件、シティタワーズ東京ベイです。
交通：東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅から徒歩4分、ゆりかもめ「有明」駅から徒歩3分
総戸数：33階、1539戸
完成年月：平成31年10月中旬
入居予定日：平成32年4月下旬
3棟からなる大規模タワマンとなります。またマンションの隣接には大型商業施設も建設予定となっており、有明住民としては、それを含めて楽しみな物件になりますね。
全棟完成後の分布とオリンピック会場との関係
ブロックごとに大きく3つに分けると、こんな感じ
既存のブリリア3棟である、ブリリアマーレ有明、ブリリア有明スカイタワー、ブリリア有明シティタワーの影響が大きく、引き続きこのエリアが最も世帯数が多くなる見込みです。
ただ、商業施設のオープンもあり、人の流れはシティタワーズ東京ベイ側に寄っていきそうですね。
また、有明エリアは東京オリンピックの複数会場に挟まれるという、なかなかあり得ないロケーションになっています。。
（オリンピック開催時、どうなってしまうんでしょう。。。）
まとめ
ということで、有明エリアに新たに建設予定のマンションを既存のマンションやオリンピック会場との関連も触れつつ紹介してきました。
有明北地域は、商業施設が全くと言っていいほど無く、正直、徒歩圏内での買い物には不便でしたので、商業施設込みで開発されるシティタワーズ東京ベイには期待しています。
あとは、豊洲やお台場並みにシェアサイクルのポートが増えてくれると、さらに便利なんですけどねぇ。
